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関数のグラフ

Plotdata(name , 式 , 変数と定義域 , options)

関数のグラフを描く。プロットデータの名前は,gr

説明

式で表された関数のグラフを,指定された定義域で描く。 式,定義域は ” ” でくくって文字列とする。定義域は x=に続いてリストで指定。 options は次の通り。

線種 ”dr, n”, ”da,m,n” , ”do,m,n”
”Num=数値” 描画時の分割数
”Dis=数値” 値が指定数値以上ジャンプする場合は不連続点とみなす。
”Exc=数値リスト リストで示された点は除外する。
”Exc=関数” 関数の零点は除外する。
”Color=RGB” 色指定。RGB は CMYK でもよい。

【例】3 次関数 f(x)=x3+2x2+2x+1f(x) = x^3+2x^2+2x+1 のグラフを定義域指定なしで描く。

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【例】三角関数 f(x)=cosx f(x) = \cos x のグラフを定義域0x2π 0\leq x \leq 2\piで描く。

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その他の例

  1. Disオプションで不連続点を結ばない
  2. floor()のグラフ

Plotdata("3","sin(x)/sqrt(sin(x)^2)","x",["Dis=1","Num=2000"]);

Implicitplot(name, 式,x の定義域,y の定義域, options)

陰関数のグラフを描く。

説明

陰関数の式を与えてグラフを描く。式,定義域とも文字列。
options は,”r”,”m”,”Wait=n” が指定できる。Wait の初期値は 10。
”r”,”m”に関しては,オプションなしのとき

  1. データファイルがなければ,新しく作る
  2. データファイルが既にあればそれを読み込む
    ”m”のとき,強制的にデータファイルを作り直す。
    ”r” のとき,すでにあるデータファイルを読み込む。

【例】カッシーニの卵形線を描く。

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Deqplotは保留

Paramplot(name , 式 , 変数と定義域,options)

媒介変数表示の曲線を描く。

説明

式は””でくくった媒介変数表示のリストで与える。
定義域も ” ” でくくって文字列とし,t=に続いてリストで指定する。
options は線種が有効

【例】リサージュ図形を描く。

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optionsの使用例

  1. 太線
  2. 破線
  3. 点線

Paramplot("2","[2*cos(t),sin(t)]","t=[0,2*pi]",["dr,2"]);

Polarplot(name , 式 , 変数と定義域,options)

極座標表示 r=f(θ)r = f(\theta) の曲線を描く。

【例】アルキメデスの螺旋を描く。

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Periodfun(定義式, 周期,options)

周期関数のグラフを描く。戻り値は Maxima 形式の式と period のリスト。

説明

周期関数の式を定義してグラフを描く。定義式は,関数式(文字列),区間,分割数のリスト。 この関数固有のオプションは ”Con=” で,不連続点を線で結ぶか否かと,その時の色。初期設定は破線。結ばない場合は ”Con=n”,色指定は線種に続いてコンマで区切って指定する。たとえば,”Con=do,Color=red”
周期(描画回数)は,数またはリストで指定する。周期が mm のとき,2m+12m+1 周期分描かれる。
注意)関数は左右対称な定義域 [a,a][-a,a] で定義すること。

【例】周期2のクロックを描く

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Fourierseriesは保留

Tangentplot(name , PD , 位置 , options)

接線を描く。プロットデータの名前は,lntn

説明

曲線 PD の指定した位置での接線を描く。位置は ”x=n” で指定する。

【例】y=sinx y=\sin xx=1x=1での接線を描く。

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